現状とは

 手術を受ける前には 診断書なるものが必要になる。


彼がそれを望めば 医師は診断書を出す。出る。


それを出したのか 医師に尋ねても教えられないと言われた。

私が泣こうがわめこうが 本人の希望通りになる。

手術できてしまう。



私が反対して それが可能だったのは 改名に関してだったようだ。

私もあのまま同意書を書かず 書記官に訴えていれば 

妻の希望に副っていたようだ。

もっとも手術を先にする事も可能だから そう意義のあることとは思えないけれど。


それが現実だ。

GIDの診断書は免罪符ではないのに  一番身近な妻の心は踏みにじられる。

それがはっきりとした形、文章で感じたのが 選挙時のマニフェスト

マイノリティに心を砕くのはいい、それより更に少数だろう妻・子供を

あまりに蔑ろにしてやしませんか?