返らないもの、戻らないもの

「体の性」と、本人が自覚する「心の性」が違う事で苦しむのが「性同一性障害」であるそうだ。


残念ながら理解しがたいものがある。


配偶者の社会的・身体的・法的にも 確かなはずだった「性」が

配偶者が主張する「頭の中の性」に否応なく変わっていく不義を味わうのがGIDの配偶者。


これもなんか名前があってもよさそうだ。



本人はギャップや偏見辛い気持ちと戦っているんだろう。

でも 家族だって同じ事を違う立場で 味わっている。

どちらが辛いかって言われると困るけど。



私は結局打つ手打つ手が裏目に出る

本人はさくさく物事が進まないし

テレビに成功例のような人が歌手してたり モデルしてたりして

イラつくんだろうね


私も 理解できないし   

こんなに辛くて 我慢してるのにっていう気持ちがあるから

なかなかやさしく生きられなくて

イラついてるよね



もう一緒に笑う事もできないのかな?

心や体を寄せ合って生きられないのかな?

障害がただただ憎い。

本当に性同一性障害が憎い。

私の○○くんを返して。

私もそんな気持ちがまだ抜けない。