朗報
泣いても仕方のないことだ。
泣いて泣いて 疲れて寝た。
諦めたと言いながら 愚かな私は一縷の望みを持っていた。
もうだめ。もうなにも元には戻らない。
もう好きにすればいいよ。
タイでもどこでもどうぞ。
誰とどうしようが どうぞ。
好きな格好で好きに生きればいいよ。
義務と責任もお忘れなく。
無
もしかしたら元に戻ってくれるかもしれないって
心の奥底でわずかな可能性に望みをもっていた
でも 本当は可能性なんか ちっともなかった。
見ない振り考えない振りをずっとしていた
もうだめなんて 思いながらも
考えが変わるかもなんて 思ったり
もしかして新薬が開発されるかもなんて 思ったり
身体が変わっても 名前が変わっても
思いとどまってくれるかもなんて
もうそんな日は決して… 来ない。
もう涙も出ない。
返らないもの、戻らないもの
「体の性」と、本人が自覚する「心の性」が違う事で苦しむのが「性同一性障害」であるそうだ。
残念ながら理解しがたいものがある。
配偶者の社会的・身体的・法的にも 確かなはずだった「性」が
配偶者が主張する「頭の中の性」に否応なく変わっていく不義を味わうのがGIDの配偶者。
これもなんか名前があってもよさそうだ。
本人はギャップや偏見辛い気持ちと戦っているんだろう。
でも 家族だって同じ事を違う立場で 味わっている。
どちらが辛いかって言われると困るけど。
私は結局打つ手打つ手が裏目に出る
本人はさくさく物事が進まないし
テレビに成功例のような人が歌手してたり モデルしてたりして
イラつくんだろうね
私も 理解できないし
こんなに辛くて 我慢してるのにっていう気持ちがあるから
なかなかやさしく生きられなくて
イラついてるよね
もう一緒に笑う事もできないのかな?
心や体を寄せ合って生きられないのかな?
障害がただただ憎い。
本当に性同一性障害が憎い。
私の○○くんを返して。
私もそんな気持ちがまだ抜けない。
れいんぼー
大阪で開催なんで パレード見物してきた。
もっとちゃっちいのを想像してたんで 驚く。
結構大掛かり。
ほんといろんな人がいるのねーー。
女子高生にバギーに子供を乗せたおかあさん、外人に、
いかにもあんな人、こんな人
カフェからうげげーーーな顔して見てた私。
みんな違ってみんないい
個性なら人と違っていてもいい
でも違っているからといって何をやってもいい訳じゃない
きれいな言葉に履き替えてはいけません。
もちろん私も。